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これから蒸し暑い時期は冷房病にご用心を

冷房病にご用心を 7月に入り仙台でも梅雨らしい天気が続いていますね。例年に比べて少し気温が低いかなと感じています。

梅雨から夏そしてお盆明けからの残暑と日本の夏場はこれからいよいよ本格的に暑くなっていきます。熱中症を防ぐうえでも水分補給と冷房はこれからの時期は欠かせない存在になります。 だだ、冷房による体温の変化は個人により影響が強いため人によっては心地よい気温に設定していたとしていても逆に体の不調を訴える方もおります。 冷房に当たって急な体温の変化で頭痛がする、体がだるい疲れると感じたらそれは冷房病の症状の場合かもしれません。

自律神経と体温の関係性

生活リズムと自律神経には深い関係 私たちの生活リズムと自律神経には深い関係があります。自律神経の説明についてこちらの記事も合わせてご覧ください。 私たちのの体温(平熱)は、平均36℃~37℃とされており、1日のうちの体温変化は、ほぼ1℃以内におさまるのが普通です。人の体温は、約37℃に保たれているのですが 例えば35.5度よりも体温が低くなると血流が悪くなり、免疫力も低下しウイルスや細菌に負けて発病しやすくなってしまいます。(体温が1度下がると免疫力は30%低くなる) 私たちの体は状況や精神状態、気温によって体温は大小と変化していますが体温の変化のバランスを一定にしているのが自律神経です。

夏の暑い時期は発汗を促し、血管を拡張し熱を逃がそうとします。しかし、この身体に備わっている自動体温調整機能も勿論万能ではなく温度差4~5℃くらいまでが限度です。 屋外が30℃超えで室内を冷房で20℃以下に設定していて何度も屋内と屋外の出入りを繰り返していたりすると自律神経への負担から正常に体温を調整できない状態になってしまいます。これが冷房病と言われます。

冷房病の代表的な症状は、頭痛、腰痛、肩こり、手足の冷え、だるさ、体が疲れる、食欲が落ちる、場合によっては便秘や下痢などの内蔵関係への影響も見られます。 そして男性よりは女性の方が。年齢が低い世代よりは高齢な世代の方が体への負担が大きいです。女性の場合は重症化すると、生理不順のような月経関係の女性特有のお悩みの原因になる場合もあります。夏場は薄着になりがちですので予防のためにもなるべく肌の露出は少なくしましょう。

冷房病の効果的な対策方法

体調の管理も重要です。 エアコンからの冷気を衣類等で防ぐ事である程度予防する事ができます。体調の管理も重要です。

肝心な事は室内と屋外との寒暖の差です。室内と室外の温度差を最大でも5℃以内に留めておきましょう。さらに、一日中涼しい室内の環境に過ごしていると、寒さに対する感覚が鈍くなる恐れがあります。 かと言ってエアコンを頻繁に切り替えするのもよくありません。ドアを開けて風通しをよくしたり、朝晩の涼しい時間は扇風機に切り換えるなどの工夫も有効です。

ただし、外出時は注意が必要です。自宅と違い自分でエアコンの調整が基本かないませんので衣類などで冷房をカバーしましょう。カーディガンやパーカー、持ち運びしやすいブランケットなども使いやすいでしょう。

体調管理の一つに湯船につかることも重要です。どうしても夏場は冬場と比べシャワーでさっと済ませる方が多いと思います。しかし湯船につかることで自律神経の乱れを緩和する働きも高いのです。実際冷え性はストレスによっても引き起こされます。入浴には体を芯から温め、全身の血行を促すだけでなく、リラックス効果もあります。体の冷えとストレスの解消という二重の意味で、非常に効果的な冷房病対策だと言えるでしょう。夏もシャワー浴ではなく、ぬるめのお湯にゆっくりつかる習慣を身につけましょう。

後は、運動することで気温に左右されない丈夫で健康な身体にしましょう。男性よりも女性の方が冷えやすい原因として男性に比べ筋肉が少なく脂肪が多いのがあります。私たちの筋肉には体の熱を作る働きがあるのですが逆に脂肪は熱を作る力がありません。軽く汗をかく程度のウォーキングでも効果的です。運動量を増やすと血流の流れもよくなり冷え性から派生する肩こりや腰痛なども緩和するので是非時間を見て運動を行いましょう。


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