接骨院を利用した方が症状の緩和に有効である理由
よくあるむちうち(頚部捻挫)の後遺症
- 雨の日や寒い日に首が疼く
- 上を向くと首に痛みが残っている(可動域が小さくなってしまった)
- 後になって痛みや違和感が出てきた
- 以前より腰や肩がコリやすくなった
このようなむちうち(頚部捻挫)の後遺症は、早期に適切な治療・リハビリを受けることで防ぐことが充分可能です。交通事故でむち打ちになった場合、初めに、整形外科、病院に行かれると思います。
病院ではレントゲン、MRI、CTといった画像検査で、ムチウチや痛みの原因をつきとめようとします。
しかし『むちうち』は画像検査では映りません。
医学的には問題はない。症状が出る原因が見つからなければ、整形外科では根本的な治療ができません。鎮痛薬、消炎薬など、症状の一つ一つについての対症療法になってしまいます。『むちうち』 その後の過程・リハビリが、早期に回復するか?の問題となってきます!
それ以外にも、頭部の外傷や打撲が原因で起こる場合もあります。
また交通事故により首の周りの、筋肉、靱帯、椎間板、血管などが損傷するものです。
軽度のむち打ちでは、痛みは首にとどまり、首が動かしづらいといった程度ですが、ひどい場合は、痛みが腕や背中、後頭部まで広がります。
さらに重症になると、脊髄や脳が障害され、吐き気やめまい、耳鳴り、まひ手足の麻癖、言語障害などが起こることもあります。
また、交通事故が原因の場合は、精神的なショックや不安が症状を悪化させたり、長引かせたりすることもあります。
『むちうち』を接骨院で治療する場合、速やかな症状の緩和に有効な3つの理由
- 1.的確な患部の安静。 必要な時に必要な安静です。
- 2.早期に適切な治療開始 治療開始が遅くなると、周囲の筋肉が固まってしまいます。
- 3.適度な通院 治療間隔を空け過ぎず、必要な治療ができます。
接骨院がむちうち治療に最善な理由
各接骨院の施術者が問診で患者様の症状を把握し、その上でむちうちの治療・リハビリ内容(理学療法、運動療法など)の選択、後療法(手技療法、矯正、マッサージなど)の開始時期、治療を決めていきます。
接骨院は 「何でもマッサージ、何でも矯正」と思われますが、安静が必要な時は手を加えません。
患者様の 生活の質を落とさない事を第一の目的に、いま現在の症状に対してだけではなく、その後の経過も視野に入れながら治療方法を決定していきます。
手技によるマンツーマンは、患者様との会話の中で症状を聞きながらできる素晴らしい治療です。接骨院でのむちうち治療は、患部の状況と患者様の症状を聞き、それを基に判断するオーダーメード治療といえるでしょう。
これまでは、むちうち症の発症の原因は、首の生理的な可動域を超えて後屈させられた時に起こると考えられていましたが、低速度や停車中で追突されてもむち打ち症を発症するのです。
ムチウチは、突発的外力により、頭と首が前後または 横に、過度の屈曲進展などにより起こり、重い頭が首の各関節可動域を超えた揺れが、筋、靭帯、骨、椎間板、神経、血管に衝撃を与えます。
首に剪断力(ずれる力)を受けた時、この力を防止する骨性の構造物はありませんので、可動性のない軟部組織である 椎間板に最も剪断力がかかり断裂が生じます。
出会い頭の事故と停車時追突事故では、停車時事故の方が損傷が大きい場合が多いのは、不意を突かれて、身構えることがないまま、衝撃を受けているからです。
出会い頭の事故は、身構えて、急に最大筋力を肩や首の筋肉に力を入れるため、痛みがでることがあります。


