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年々増加している宮城県内でのバイク事故

宮城県内でのバイク事故 2020年でのコロナウィルスの影響の中であまり話題にも上りませんでしたが、実は宮城県内でのバイク・自転車事故が去年より増加してきています。梅雨明け以降からは天気も良くなるため宮城県内でも絶好のツーリングシーズンに突入します。また、外出自粛の背景を受けも自転車やバイクを使ってのデリバリー配達(ウーバーイーツ等)が仙台の街中を中心に活発になってきています。

今後県内で自動車事故・バイク事故も増える可能性があります。バイク事故はエアバックなどを標準で装備している4輪自動車と比べドライバー自身がケガや大けが・死亡事故が起きやすいのが特徴的です。事故に遭わないようにするためにもしっかりとした安全対策を行いましょう。

バイク事故の傾向

バイク事故の傾向 今年の春先以降の、いわゆるコロナ禍の影響で交通量が大幅に減り、事故の量も例年よりも減りました。しかし、交通量が少なくなった為スピードの出し過ぎや操作ミスでの単独の自損事故や死亡事故が報告されています。

事故の特徴として、オートバイの死亡事故では胸や頭部への損傷が大半です。二輪車は四輪自動車と比べ小回りが利きスピードが出しやすい特徴がありますが、自動車と比べエアバックや車のシャーシボディ強度による防衛もオートバイにはありません。スピードの出し過ぎとちょっとした操作ミスで熟練のドライバーでも命に係わる事故になることもあります。

特に6月から9月までの時期は全国でツーリングやバイクによる遠出が予想されています。オートバイを扱う際には 安全基準を満たしたヘルメットを確実に被り、安全のためにもプロテクターを装着しましょう。いざというときのことを考え、万が一の備え一つでで被害を最小限に抑える自衛策が有効です。

知ってもらいたいバイク事故自転車事故の原因

この時期だからこそスピードの出し過ぎに気おつけましょう ①スピードの出し過ぎ・・・事故の原因は様々な要因が考えられます。その中で、なんといっても事故に直接つながる要因が「スピードの出し過ぎ」です。特にボディとガラスで守られる自動車と比べ、守ってくれるボディが無いオートバイでの走行では、天気や路面状況をドライバーは自動車を運転する時よりも注意して走行しなければなりません。走行中の風や地面の凸凹など把握して安全な速度で走行することが必要です。

また、自動車と比べ二輪のバイクでの走行は、ヘルメットによる視界の制限があります。特に加速しやすいスポーツタイプなどの前屈系の姿勢になる形状のバイクのドライバーはフルフェイスマスクを装着していることも多く、スピードと比例して周りの視界が把握しきれなくなってしまう場合があります。突然の飛び出しにも対応しきれないだけではなく、少しの操作ミスで事故を招く恐れがあります。実際死亡事故の多くが原付以上の125cc以上のクラスのバイクが多いのでスピードが出せるバイクほど事故率が高くなることがわかります。

②追い越し・すり抜け・・・道路の渋滞状況に関わらず自由に車の間をすり抜けて走行するのもバイクの魅力の一つです。しかし車体が四輪自動車側からは死角になることが多く、事故に繋がるケースがあります。 自動車で走行中に横をすごいスピードですり抜けていくバイクもよく見かけます。万が一、四輪自動車側がバイクの気配に気づかずに横に少し車体を移動させただけでも、バイク側からは大きな障害物が出現し、ブレーキが間に合わず大きな事故になるケースなども発生しています。もし、すり抜け・追い越しをする場合にはスピードの出し過ぎに注意し、周りの環境を考慮し、しっかり安全運転を実施しましょう。

事故を未然に防ぐ方法

車メーカーの技術の進歩の影響もあり年々死亡事故は減少傾向にあります。しかし、万が一発生する交通事故の可能性は誰にでも起こりうる可能性があるのです。

四輪・二輪に関わらず、発生する交通事故の原因の多くが「安全確認を怠る」事に起因しています。もしかしたら後ろからバイクが追い越しをしているかもしれない!向こうの交差点に子供がいる!飛ぶだして来るかもしれない!前の車が急ブレーキするかもしれない!大丈夫だろうと思わず、起こりうる可能性を考える「危険予測」が交通事故を防ぐうえで大切になります。

自分本位にならず他のドライバーへの思いやりや譲り合い・スピードを出し過ぎない安全運転で事故の発生確率を未然に下げることができます。皆様もこれからの時期ドライブする機会が多いと思います。交通事故に遭わないように安全運転を是非心がけてください。


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